鳥栖からマッサージほぐしを受けに…

鳥栖からマッサージほぐしを受けに…久留米の美容鍼灸院warmlyにお越しくださいました

鳥栖から約20分ほどの当院にお越しくださいました。

女性 40代 会社員
症状:肩こり、むくみ

現病歴

長時間、姿勢不良によるデスクワークが原因で引き起こされる首肩こり。
肩こりの症状がひどくなってくると血流が悪くなり、
首肩周りだけでなくキーボードを叩くせいか腕までもむくんで張ってくる。
食いしばりもあるので顎周りの硬さが顕著で自覚されている。
鍼治療を受けるとこりだけでなくむくみも解消するとのことで、
仕事が忙しくなってくると不定期に来院されています。

鑑別診断

長時間座位による姿勢不良が原因で前頚部の胸鎖乳突筋や斜角筋、
背部・腰部につながる僧帽筋や起立筋などの筋緊張が強い。
また、無意識のうちに力が入っていると考えられるが、
食いしばりにより咬筋など顎関節周りの硬さが顕著。
前傾姿勢で巻き肩気味なので胸部や脇腹のつまり感もみられることから、
姿勢不良による筋疲労性の肩こりと考えました。

治療法

原因と考えられる筋肉を中心に頚部や肩周り、筋肉の緊張緩和、血流改善を目的に刺鍼。
治療後、首肩周り、顎関節周りの筋肉の緩みを共有し、腕もむくみも解消し細くなったと喜んで頂けました。
仕事の合間に行う首肩のストレッチと顎関節周りのマッサージをするようにお伝えしました。
仕事が忙しいこともあって不定期来院だが、
前頚部の張り感が強く感じるようになったら早めの来院をお勧めし、月に2~3回の来院を提案しました。

ストレッチ方法

長時間座りっぱなしだと身体が「く」の字になったままですから、
絶えず胃腸が圧迫され、負担がかかってしまいます。
背中の肩甲骨と肩甲骨の間には、胃の働きに関係する膈兪(かくゆ)というツボがあり、
そこを刺激すると胃腸の負担も解消されます。

柱の角などに背中を当てたまま、腰を少し前に出すようにブラブラ振ります。
こうして背筋を伸ばし、背中にあるツボを刺激することにより、
圧迫されてうっ血したような状態になっている内臓を反射的に伸ばし、血液の循環を良くできるのです。

鍼灸治療とは

久留米美容鍼灸院warmlyでカウンセリングを受けている様子

施術の前にはしっかりとカウンセリングを行います

鍼灸とは

東洋医学の考えでは、私たちの体には頭から足の先まで、多くのツボ(経穴)が点在しています。
そのツボを、鍼やお灸で刺激することで心身の不調を改善する方法が「鍼灸」です。
鍼灸は、二千年以上前に中国で誕生しました。
古代中国王朝の王妃が、美容効果を得るために鍼治療を受けていたという記録も残っています。

鍼灸治療のメカニズム

私たちの体には、病気やケガなどを治そうとする「自然治癒力」が備わっています。
例えば、皮膚に鍼を刺すと、その刺激によって細胞が「組織が壊された」と認識します。
すると、壊れた組織を修復しようと白血球が集まって働き、同時に皮膚を保護するために、
コラーゲンやセラミドなど、皮膚にとって大切な成分を積極的に生成する働きが起こります。
このような自然治癒力によって新陳代謝が活発になること、
血行がよくなることなどにより、不調改善につながります。

鍼灸で改善される体の症状

久留米美容鍼灸院warmlyで腰に鍼を打っている様

オーダーメイドの鍼治療を行います

肩こり・腰痛への効果

肩こり・腰痛は、姿勢や生活習慣、冷え、内臓の不調などによって筋肉が緊張した状態になり、
血行が悪くなることなどで起こります。
肩こりには、首から肩にかけての「肩井(けんせい)」「天髎(てんりょう)」、
腕にある「手三里(てさんり)」「列缺(れっけつ)」などのツボを刺激するといいでしょう。
腰痛の場合は、足にある「崑崙(こんろん)」や「委陽(いちょう)」などのツボに
アプローチすることで筋肉がほぐれやすくなり、
おしりにある「環跳(かんちょう)」を刺激することで、股関節まわりの血行を促します。

自律神経失調症への効果

疲れやストレスなどによって自律神経のバランスが乱れると、
頭痛やめまい、イライラ、肩こりなど、いわゆる「不定愁訴」とよばれる「つらい症状」がみられます。
腕にある「内関(ないかん)」や「郄門(げきもん)」というツボを刺激することで
自律神経のバランスを整え、低下している機能を高める作用が期待できます。

眼精疲労への効果

目がショボショボする、かすむ、目の奥が痛い、充血するなどの症状がみられる眼精疲労は、
目のピントを合わせる「毛様体筋」の疲労が原因のひとつと考えられます。
ひどくなると頭痛や肩こり、めまいなどのつらい症状が起こることもあります。
改善のためには、目のまわりにある「晴明(せいめい)」「陽白(ようはく)」「太陽(たいよう)」や、
耳の上にある「角孫(かくそん)」などのツボを刺激したり、温めたりすると効果的です。